ホワイトデーにマカロンを食べ比べ。
みどり子です。
バレンタインデーは夫婦でデメルのザッハトルテを食べる日なんですが、
ホワイトデーも夫婦で美味しいスイーツを食べる日です。ここ数年はマカロンを食べています。
いまさらホワイトデーなのって感じですが、ホワイトデー付近はばたばたしてて買いに行けなかったので、遅ればせながら、数日前に食べました。
昨年はラデュレとダロワイヨのマカロンを食べ比べ、今年はラデュレとピエール・エルメのマカロンを食べ比べてみました。
食べ比べると、結構はっきりそれぞれ違ったのでまとめておきます。
写真はわりと適当です。
ラデュレのマカロン
マカロンを生み出したフランスの老舗メゾンです。1862年創業で、日本上陸は2007年でした。
王道フレーバーはピスターシュとフランボワーズ、かな。売り場でもこの二つの在庫がダントツに多いです。
私は1個ずつ、合計2個購入。
1個税込303円。
贈答用でもないので、ただの紙袋に入れた簡易包装です。でも素敵な紙の手提げ袋に入れてくれました。
要冷蔵で、消費期限は購入日を含めて4日。2時間まで無料の保冷剤をつけてくれます。
天然の着色料のようで、優しい色合いです。
ラデュレは、ビスタチオならピスタチオ、フランボワーズならフランボワーズ、の果実味がしっかりしているというか、素材の味がいきた風味の良いクリームがサンドされていて美味しいです。
食感は、サクッとしっとりねっとりするかんじ。
私はラデュレが一番好きです。
ピエール・エルメ
こちらは、ラデュレやダロワイヨの老舗のシンプル・王道なところとはちょっと違って、現代的かつ挑戦的な印象。
日本では1997年からと意外と前から展開していました。
王道フレーバーは、ローズとピスターシュかな。こちらはベリー系はあまりないんですよね。
ローズはちょっと苦手なので、ベリー系ということで、フラゴラという期間限定フレーバーにしました。
バルサミコ風味ホワイトチョコレートガナッシュとイチゴのコンポート がサンドされています。
1個税込302円。ラデュレと同じく、袋の簡易包装で、要冷蔵で2時間まで無料の保冷剤をつけてくれます。消費期限は購入日を含めて5日でした。
色合いはラデュレよりは発色がよいけど、合成着色料使っているほどでもなさそうだけど、どうなんだろう。聞けば良かったー。
あと、クリームの量はピエール・エルメの方が大きくてボリュームあります。
肝心の味ですが、ピスターシュにサンドされているのは、ピスタチオ風味のホワイトチョコレートのクリームなんですよね。
だから、一口食べるとホワイトチョコ特有の香りが立ちます。最初そういう前情報なしに食べたら、ピスタチオ味だと思っていたので、なんだこの香りは!?と驚いちゃいました。ホワイトチョコがかなり強く私はちょっと苦手でした。
ピエール・エルメのマカロン一覧を見ると、ホワイトチョコレートベースのクリームが多く、他にも凝ったクリームが多いです。ピエール・エルメでもらった冊子によれば、非常に限られたバリエーションしかなかった伝統菓子のマカロンを斬新なアイデアと匠の技によってパティスリーの最先端に押し出したそうです。
確かに斬新さがあります。
一緒に買ったフラゴラは、バルサミコ風味ホワイトチョコレートガナッシュとイチゴのコンポート でしたし。こちらはバルサミコが不思議とあって美味しかったです。
ダロワイヨ
日本でマカロンと言えば、長らくダロワイヨがトップメーカーだったような印象だけど、どうなんでしょう。
こちらも元はフランスの会社で、ちょっと調べたら、不二家の100%出資の子会社なんですね。1982年に日本上陸してます。
人気フレーバーはヴァニーユ(バニラ)とあまおうかな。
正直、前の二つとはだいぶ違います。
まず、常温保存可能。
赤○などの合成着色料が思い切り入っているので、色がかなり鮮やか。
価格は1個216円。
常温なので、マカロンがしっとりというよりはカリッとしていて、前の二つに比べると固め。でも中の生地はしっとりさは感じられます。サンドされているフィリングは、クリームというよりジャムやジェリーっぽいかんじ。
昔、ダロワイヨのマカロンを食べたときはとても美味しいと思ったのですが、ラデュレの味を知ってしまうと、完全にラデュレに軍配でした。
でも、常温保存可能なマカロンの中では一番美味しいんじゃないかと思います。マカロンにしては比較的リーズナブルですしね。
以上、食べ比べの感想でした。