ひとふでがき。だけど、デッサンな日々。

2017年4月男児出産。育児や家事のことなど、日々試行錯誤です。

離乳食完了期~ 子どもの簡単手抜き料理のすすめ。

みどり子です。

1歳9ヶ月の息子、2ヶ月くらい前から急にもりもり大体なんでも食べるようになったのだけど、それまでは偏食だし、嫌いなもの多いし、わざと落とすし、投げるし、困っていました。
そして、何より作ったものを食べずに遊ばれて終わると、私の離乳食へのモチベーションが下がります。そのうち、手間をかけず、食べてくれなくても私がダメージを受けない食事を用意するようになっていきました。

ある程度固形のものも食べられるようになった1歳3ヶ月頃にたどり着いた、手抜きで楽チン、だけど一応栄養バランスはとれてるご飯についてまとめておきます。
子どもそれぞれいろんな特性がありますが、うちの息子はこれで乗りきれました。誰かの参考になればうれしいです。

野菜はすべて丸ごと蒸して冷蔵ストック!

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離乳食というと冷凍保存なイメージも強いですが、いちいち小分けで冷凍するのもけっこう手間です。
1日3食で食べる量が増えてきた頃から冷凍はやめて、冷蔵保存で2~3日以内に使いきる形にしました。
細かく切るとそれだけ雑菌が繁殖していくので、皮つきのまま丸ごと蒸して、食べる直前に食べる分だけ切ります。それでお腹壊すことはなかったから大丈夫かと。

蒸し器も大体の鍋に使える万能蒸し器使えばコンパクトだし、洗い物もそんな苦じゃないです。

蒸すから、栄養分も逃げないし、甘みも引き出されて、おいしい。時間はかかるけど火にかけたら30分近く放っておくだけ。子どもだけで食べきれなければ、大人がドレッシングかけて蒸し野菜のサラダとして食べてしまえばオッケー。

うちの息子が好きなのは、ニンジンとサツマイモです。ジャガイモ、カボチャ、里芋などは食べたり食べなかったり。玉ねぎ、ブロッコリー、キャベツとかは繊維が気になるのかあまり食べなかったです。

食べるときには、そのままでもいいし、ゴマかけたり、青海苔かけたり、きな粉かけたり、ヨーグルトやマヨネーズと和えたり。そのときどきの気分で。
サツマイモ、ジャガイモ、カボチャは、油を薄くひいて表面を軽く揚げ焼きにすると、ばくばく食べました。

お味噌汁ならたいてい食べる

お味噌汁好きな子どもってなぜか多いです。出汁がおいしいのでしょうか。
1歳過ぎると薄味で調味料もどんどん使っていこうと指導されますが、最初は量もよくわからずおっかなびっくりでした。
お味噌汁も飲ませてなかったんですが、たまたま知人の1歳ちょうどくらいの子どもが味噌汁をごくごく飲んで、こぼれるから大人が手を添えようとすると怒って触らせてくれないくらいに食らいついている、という話を聞き、1歳過ぎの息子にも味噌飲ませてみました。
すると、コップのみもあやしい時期なのにお碗を両手でもって汁をがぶ飲み。具の豆腐もパクパク食べました。そして、味噌汁の具にすれば食べてくれるものが多い!というのは発見でした。

甘みが出る方がよいようで、玉ねぎの食いつきはよかったです。クタクタに煮た細いキャベツも食べました。逆に大根とかナスはいまひとつ。

最終的には、水に出汁パックと玉ねぎ入れて煮込んで、柔らかくなったら、豆腐と味噌入れて完成。
あとは蒸した野菜を切っていれておいたお椀に注いで完成。冷めた野菜に注げば、汁の温度も下がってちょうどよしでした。

気を付けたい栄養素は鉄分

ほうれん草とかひじきとかレバーとか、赤身のお肉に入ってます。
うちの子は肉が噛みきれないからか全然食べませんでした。挽き肉を味噌汁に入れると、汁にまぎれて食べていくけど、ときどき口から出してました。
でも、冷凍のほうれん草を凍ったまま細かく刻んで味噌汁にいれると、飲んでくれたので、それでよしとしていました。

また、たんぱく質を主に豆腐と納豆で摂取していたので、ときどき豆腐を豚挽き肉やシラスやとき卵に変えて、たんぱく質に変化をつけていました。

大人用に作った副菜をとりあえず子どもにも盛り付けておく

我が家はパルシステムをとってるんですが、そこで常備菜5品のレシピ付のセットを買っています。
どれも10-20分くらいで作れる簡単なレシピばかり。しかも毎週5品違った内容なので、マンネリ防止にとてもよかったです。
たまにコレはちょっと…と思うものあったけど作らないで別で食材消費しちゃえばよいし。
大人が食べるように作っているので、子どもが食べなくても、せっかく作ったのに、と思わなくてすむのは大事な要素だなぁと思います。
それに、もしそこから食べてくれるものが見つかったらもうけものです!
これで息子の好きなものがいくつか見つかりました。レンコンのきんぴら、こんにゃくや白滝、もやしのナムル、薄めの肉味噌とか。

毎日ほぼ同じメニューを食べる

こんな感じで、蒸し野菜とみそ汁中心にほぼ毎日同じもの食べさせています。いまだに。
インスタばえしない写真ですが、こんな感じ。

朝: パン、ニンジン入りヨーグルト、バナナ、サツマイモかジャガイモ(たまに揚げ焼き)、あれば何か副菜、最近は牛乳も(やっと飲むようになりました)
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今日の副菜はこんにゃく煮、バナナは切らしてたからなし

昼: ごはん、具だくさんみそ汁(玉ねぎ、豆腐、ほうれん草、ニンジン、もやし、なことがほとんど)、サツマイモ、親の副菜で食べられそうなものをとりあえず出してみる、納豆かベビーチーズ、果物
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今日の副菜はもやしのゴマ和え、味噌汁は鮭の粕汁

夜: ごはん、具だくさんみそ汁(昼とほぼ同じ、いれる具をちょっと変えるだけとか)、サツマイモ、親の副菜で食べられそうなものをとりあえず出してみる、納豆かベビーチーズ、果物

パンの種類や味噌汁の具、大人の副菜で多少変化つけつつも、ほぼ同じメニューです。
以前は食べ残すことも多かったのですが、1歳7ヶ月くらいからはほぼ完食しています。

週末やお出掛けしたときは、フードコートでうどん食べたりしてます。

管理栄養士からも一応問題なしといわれた

栄養バランスは考えているとはいえ、あまりにも毎日ほぼ同じご飯なので不安もあり、1歳半検診の時に管理栄養士さんと話す機会があったので、確認してみました。
野菜もたんぱく質もとれてるから大枠問題なし。
鉄分はほうれん草からとれているけど、赤身のお肉がもうちょっととれるといいね、という話でした。
私は鶏挽き肉を使うことが多かったので、豚挽き肉にした方がよいよ、と。
料理のバリエーションは、いろんな経験を積むという点であるに越したことないけど、栄養とれてるしこのままでもよいよ!と言われてホッとしました。

まとめ

レシピ本に載っているようなステキなごはんではないけれど、息子は元気に育っているし、気づけばごはんをばくばく食べる、何でも食べる子へと成長しました。(途中で車で遊び出したりはするけど)
何がよかったのかもわかりませんが、食べない子ども相手に手間をかけず自分のストレスを減らせたのが何よりでした。

ただ最近は食べる量がとても増えてきたので、いままでのやり方では対応しきれなくなってきています。
魚やいて添えたり、メインを用意しないと、子どもが物足りなそうにおかわりをいっぱい要求してきます。
そろそろやり方を変えて次のステージへ進まねばならないようですが、いまはよく食べてくれるので、作る方も嬉しく、頑張れそうです。

子どものごはんに悩む方は多いと思うので、試行錯誤の結果が誰かの役に立てばうれしいです。